Labor Day Weekend連休のこの週末、昨日はアッちゃんバンドことAt Starでホームパーティーで演奏してきました。
何やら聞いたところによると、「バーで知り合った人がミュージシャンでさぁ~、なんかホームパーティーやるんだけど良かったら来て演奏しないかって言うんだよねぇ~。やるって言っちゃった~。」との事。

「どんなところなの?」
「アメリカ人のホームパーティーで白人ばっか、その人は結構な歳だけどバンドを持っていてクラブとかでよく演奏してるんだって。」
「どんな音楽をやってるんだろうねぇ?」
「知らん。」
「どんな規模のパーティーなんだろうねぇ。」
「知らん。行ってみれば分かるんじゃないの?」
アッちゃん節、全開です!
いやぁ~、その身軽さ、アッちゃん凄いわぁ~。
(なんかオリラジを彷彿とさせるフレーズですが....)

自分はMr. Prepare(「準備さん」って感じかな?)と呼ばれちゃうぐらいの慎重派。
しかも人見知り、人の大勢いるところは好きじゃない、英語はあんまり分からんうえに、自宅大好きのスーパーインドア人間。
そもそもね、こんな人間が積極的にバンド活動をしようなんて無理があります。
それをほいほいと引っ張り出して、おかまい無しに連れ回すアッちゃんのキャラ!

これねぇ~、本当に尊敬しますよ。

自分に決定的に欠けているところをこれでもかっていうぐらいに持ってます。

次はどんな面白い展開が起こるんだろう?

そんな面白さがアッちゃんにはありますね。

そんなことをね、ステージ上で横で演奏するアッちゃんを見ながら思ってました。

さて、パーティーの様子なんですけど、人は70人ぐらいはいたんじゃないかなと思います。
白人のグレイヘアな世代がメインで30代が若い人に見えるような感じ。
その月の誕生日の友人達を集めてのバースデーパーティーで、典型的なアメリカの週末のパーティーっていう感じなんだろうなって思いました。

みんなでポットラック(料理や酒、ドリンクの持ち合い)して、昼間から生バンドで呑めや食えや踊れやって感じでした。
色んなミュージシャンがいてみんな巧かったです。
クラブとかでのライブと違って、こういうパーティーでの演奏って気軽で聴いていて楽しくなっちゃいますね。
みんなで食事や酒と会話を楽しみながら笑顔で音楽を聞いて盛り上がったり、踊ったりとそれはそれはアメリカっぽい感じでした。
At Starの曲は日本語なんで、どうかなぁ~場違いじゃないかなぁ~と思ってましたけど、アッちゃんが知り合ったパーティーの主人公であるミュージシャンが「俺の日本の友人が演奏しに来てくれたぜ~。」(彼は既にへべれけだったんで自分の英語力程度ではあんまり聴き取れませんでしたが、多分そんな感じ♪)みたいな事を言って紹介してくれてすんなりとステージに入れました。
いやぁ~、酒が入ったミュージシャン、しかもアメリカ人....超~テキトーです♪
いいの、いいの、そんなの♪

盛り上がってOh Yeah~!!!ってなれればそれでオッケ~♪
いやぁ~、そういうイイ加減さ.......大好きです♪

さて、予想通りの展開なのですが、それまでダンスで盛り上がっていた人達はすっと消えて、みんな大丈夫かよコイツら~って目と、へぇ~日本人かぁ~、どんな音楽するの~?っていう好奇の視線、面白そうじゃん~♪っていう色んな注目が注がれまくり、「パーティーに水を注さなければ良いんだけどなぁ~。」という一抹の不安が...。

パーティー会場に着いた時に思いましたけどね....
「完全にアウェーじゃん。」

らららら~、僕達外国人~♪

相手国で開催される試合のボクサーって大変だろうなって頭をよぎりましたよ。
「まぁ、こうなったらやるしかないよねぇ~。」という、まさにまな板の上の鯉状態。
でもね、そんな自分の事よりもね、みんなに楽しんでもらえたら良いなぁ~って思ったんですよ。
それだけでした。
演奏はいつものように大した事ありませんでした。
アコギはノイズで音がブチブチだわ、演奏のテンポも不安定だわ、ミスもあるわで、まぁ、いつもの通りのAt Starです。
しかも、アメリカ人相手に日本語の歌、フォーク風味のオリジナルJ-Pop。
さっきまでヒットソングの生演奏でノリノリだった人達にこれって、本当にあらら~って感じですよ。
案の定、みんな座って笑顔で聞きに入ってます。
はい、音楽を聴くというよりも、興味深いなぁという感じで。

ところが、そこは陽気なアメリカン♪
ちょっとしたら目の前で何人かが踊りだすというありがたい展開に♪
さすが、パーティー♪
楽しむぞモード全開です♪
アメリカン・ウーマン、とっても笑顔が眩しいです♪

実はウチらの演奏前に踊っている人達の中に1人だけアフロ系のゴッツイ感じの男の人がいて、ノリノリで踊っていたんですよ。

その人を踊らせる事ができたらなぁ~と思っていたんですよね。

目の前でアメリカンなちょっと歳がいった女の子達(いやね、笑顔は本当に女の子ですよ。)が踊ってくれている中、自分もニッコニッコしながら彼を引っ張り出せないかなぁ~って思ってたんですよね~。
そしたらですね、途中から彼がタンバリンを持って踊り出してくれたんですよ!!
そりゃあね、パーティーなんでね、純粋に音楽そのものでって訳ではないですけど、それでもこうやって踊ってもらえたってのは最高に嬉しかったです。
と、同時にね、ちょっと心配していた事がドンピシャと的中....。
彼のタンバリンの方がリズムがしっかりしているという、ウチらのタイムの悪さがあからさまになるという「ダメじゃん俺ら」的な状態に....。
こんなんじゃねぇ、踊る方も大変です。
それでも楽しんでもらえたみたいですし、演奏が終わったら「良かったよ~♪」って色んな人に声をかけてもらえたんで、パーティーの余興としてはそれは良かったかなぁと。
アメリカ人の懐の広さ、というか開けっぴろげさと、フェアなスピリッツ、陽気さおおらかさ、フレンドリーさ、みんなで楽しむ事が大好きな感じ、ファミリーな感じ、色んなものを肌で感じさせてもらえました。
Labor Dayって日本で言うところの勤労感謝の日なんですけど、「今日はLabor Day Weekendだ! 俺たちはこの国のために毎日働いてるんだ、今日は俺たちの日だぜ~。楽しもうぜ~♪ 」
なんて言っちゃって。

アメリカの政治はどうかと思いますけど、こういうごくごく普通のアメリカの人達ってやっぱりイイ感じです。

夜がふけてもパーティーは続く、まさにエンドレス状態♪
みんなで大ダンス大会状態でした。
アッちゃんも自分もかつてのギャル達に強引に引っ張り出されて一緒にダンスダンス。
ステップなんか知らないけど、楽しけりゃそれが一番♪
ご機嫌な音楽があって、酒があって、みんなで笑顔でダンスダンス♪
いやぁ~、アメリカだなぁ~って感じでした。

やっぱりね、アメリカ人を音楽で楽しませるには踊らせることができるかどうかっていうのが本当に大切なんじゃないかなって思います。
日本人って、楽曲の巧みさとか緻密さ、ハーモニーやメロディーの美しさ、心に響く歌って感じで「聴く」楽しさを味わうのが日本人の主流な音楽の接し方、音楽の作り方だと思うんですけど、こっちの人は体で楽しむと言うか、腰が動いて踊りたくなっちゃうかどうか、みんなで大合唱したくなるかどうか、言っちゃえばパーティーで盛り上がれるかどうかが曲の鍵になるなぁって思います。
テクニックや、賢いコード、深い歌詞なんて酒飲んで踊ってる人にはどうでも良い事。

それよりも、腰にくるリズムとノリ、分かりやすくて規則的な進行、そしてみんなで大声で歌えるメロディー、音楽の表層や枝葉の部分じゃなくてもっと原始的な部分で、スポーツを楽しむかのように音楽を楽しめるかどうかが、こっちの人にとっての1つの判断基準になるんじゃないかなって思います。
パーティーで踊らせられるかどうか?

そろそろ、こういう事を考え始めても良い頃なのかもしれませんね。
細かい事はいいから、まずはド~ンとでっかいグルーブでね♪
これが日本人の音楽とアメリカ人の音楽の大きな違い。
国民性の違いってヤツなんでしょうね。

さぁ、これは自分にとっても今後のテーマになってきそうな感じです♪
え? やすと君ですか?
彼はミュージシャンに引っ張り出されてパーカッションを叩きまくってました♪
強面なのになにかと人に可愛がられる、不思議な愛されキャラですよね。
なんだかんだ言って、人懐っこい笑顔と無邪気さが人に伝わるんだろうなって思います。

At Star、おもろいメンバーです。

9月20日にバーで演奏するんで、良かったらこの凸凹トリオの演奏を見に来て下さいね~。

...と、ちょっとだけライブの告知もしてみるのでありました。