新しい季節が始まったなぁと思っていましたが、また一つ、それを象徴するような出来事がありました。

僕がCAN-ZO’さんでレギュラーメンバーとして演奏を始めたのが2年前の春。

お休みや残業での欠席などはありますが、ほぼ毎週2回の演奏をそれなりに責任を持ってつとめさせてもらっています。

一緒に演奏するメンバーがとても気持ちの良い人達なので、演奏する喜びはもちろんのこと、みんなに会えること、一緒に和気藹々とした時間を過ごすことが楽しみで週末の演奏を毎週心待ちにしていました。

金曜レギュラーメンバーそれぞれが同じ想いでした。
 

でも、季節は移り変わっていくものです。

 
金曜メンバーの核だったNoryさんとKaoriさんは、仕事など生活環境の変化で今まで通りのレギュラー演奏活動を続けていくことが困難になっていました。

それぞれに悩み、続けたい続けられないの葛藤の中で揺れ動く日々を重ねていましたが、決断をしなければいけない時が来てしまったようです。

金曜日のレギュラー演奏はNoryさんとKaoriさんの二人で始まりました。
それが2015年の1月。

その後、3月に僕が大山さんに誘われてベースプレイヤーとして参加し、しばらくしてサックスのSeanさんが来られる時参加という形で合流して毎週一緒に演奏させてもらっていました。

この2年の間に音楽的に色んなことを経験させてもらいました。知らないことを教えてもらい新しい世界が開けましたし、新しい交友関係も生まれました。

 

いつまでもこんな週末が続くといいんですけど、どうやらそれぞれに先に進む日がやって来てしまったようです。

 

この春にオリジナルメンバーの二人が卒業となりました。
 
 

金曜日の演奏はNoryさんとKaoriさんがいれば成り立つ世界、逆に言えば、その二人が欠けると成り立たない世界。

時々はピンチヒッターを立てることができたとしても、それが常態化するのは本望ではありません。

残念ながら金曜日のグループは解散となりました。

 

春、日本人にとっては出会いと別れの季節ですね。

そして、新しいサイクルの始まる季節です。

去る者、そして引き継ぐ者。

 

お店としてはお客さんの入りの多い金曜日の生演奏は継続していきたいところですし、OB、OGの二人とSeanさんがいつでも気軽に演奏しに来られる環境も維持しておきたいところです。

なので、月曜デュオのRio&Shinshiを金曜日に移すことにしました。

Rio&Shinshiは金曜日を引き継ぐにはまだちょっと演奏力やレパートリーが不足していますが、少しずつ引き出しを増やしたり工夫を重ねたりして、金曜日を支えるにふさわしいデュオになっていきたいと思います。

月曜日にふらりとご近所に寄ったついでにと思われましても、Rio&Shinshiは月曜日には演奏していませんのでご注意くださいね。

僕は毎週月曜日のデュオと金曜日グループの演奏を並行して続けてきていたんですけど、さすがにそれもきつくなってきていましたし、この機会に金曜日のみに専念して音楽制作にもっと時間を使えるようにしたいと思います。

 

それにしても、予感といいますか、虫の知らせといいますか、そういうのってあるものですよね。

自分にとって新しい季節がやってきたなぁ、音楽制作を本格的に始める時期に入ったなぁと感じていましたが、こういう展開になるとは本当に驚きですし、色々とつながっていく現象に人生の面白さ不思議さを垣間見るような気分です。

こういうサインがあると、この予感って信頼できるものなんだなって実感しますね。

もし、「へぇ〜、そういうこともあるんだなぁ」って半信半疑だったり他人事のように思われたりしましたら、ちょっとご自身を振り返ったり、自覚はできていなくても自分自身にも起こっていることなんだなって考えてみたりしてはいかがでしょうか。

そして、あなたにしか分からない予感めいたものや、ふっとやってくる感覚など身に覚えのあることがありましたら、それに身を委ねてみるのも面白いかもしれませんよ。

それは、きっとあなたにとってとても大切なことやワクワクすることにあなたを導いてくれる道しるべになってくれるでしょうから。

 

さてさて、そんなこんなで音楽制作への道が一歩進んだ僕なのですが、実はこの音楽制作さえも一つの要素だったようです。

さらに自分の中にドカ〜ンときた人生プランがあるのですが、それはまた後日のお話にしたいと思います。

人生をかけてどデカイことをするわけではないですし、むしろこぢんまりとしたものなんですけど、今まで自分の中に個別にあった要素や過去に様々な場で過ごした日々が繋がりあって、過去から今、そして未来に繋がる一本の道になりました。「あれ?そう言うことだったの?」なんて楽しさもあって、僕にとって「あぁ、こんな人生を送れたらもう何も言うことないなぁ」と夢見るような心持ちでいます。

実現するかどうかは本当に分かりませんし、この道さえ次の道への道しるべなのかもしれませんけど、その夢を楽しみ味わいながら日々をコツコツコツコツと積み重ねていきたいと思います。

 

いやぁ〜人生って本当に面白いものですね。

思いがけず突然やって来た状況の変化と人生の展望に想いを馳せながら、何か目に見えない大きなものに背中を押してもらっているような気分のCAN-ZO’演奏3年目に入った春の日なのでした。