日々コンピューターを使っていると、入力デバイスの快適さで作業効率が大きく変わるって実感しませんか?

自分は仕事柄毎日Adobeのグラフィック系のソフトをいじってまして、マウスをせわしなく動かし続けるわ、クリックはカチカチと鳴らしまくるわって状況でして、家に帰ればギターを弾き続けるわで右手首が常に稼動状態というような感じでした。

で、ある日マウスの使いすぎで右手を傷めてしまいまして、それ以来仕事中には右手首にサポーターをして手首の保護に努めています。

見た目の気分はテニスプレイヤーってところでしょうか?

気分だけでも爽やかに…ってわけではないんですけど、そうしないと簡単に手首を痛めてしまうような使用頻度なんです。

しかも、手首を痛めたくないのでよく使う機能はショートカットを覚えて左手に負担を分担させるぐらいの念の入れよう。

それぐらい、ギター弾きにとっては手首を痛めることは避けたいことなんです。

一時期、AppleのMagic Mouseを試してみたこともあるんですけど、あの重さに手首がすぐに痛くなってしまいまして、これは自分には向かないなぁということで古いマウスに戻したこともあります。

職場でマウス、自宅でもマウスっていう状況もそのうちに辛くなってきてしまいまして、数年前から自宅ではトラックボールを使うようになりました。

で、数年前からDAW(音源編集ソフト)をReasonからLogicに変えてから「あること」に、ずっとどうにかならないかなぁと思っていたんです。

それは、画面のスクロール機能でした。

Adobeのソフトを使っていると画面の拡大縮小や画面のスクロールを多用しながら作業を進めていくんですけど、Logicではなかなかそうもいかないんですよね。

違うソフトだから、メーカーが違うからと言ってしまえばそれまでなんですけど、毎回視点を変えるためにツールを変えたり、カーソルを合わせてドラッグしたりするのはかなりの時間のロスになるので、これはなんとかしたいところです。

ショートカットはどうかなと探して試してみましたが、ある程度は使えても痒いところに手が届かないもどかしさがありまして、これもイマイチ。

人に話を聞いたり、ネットで調べたりしてみるとAppleのMagic Trakpad2がなかなか使いやすいようでして、ちょっと気になったので買い物ついでに近所のApple Storeに行ってきてショールームのMacのLogicでMagic Trakpad2の使い心地を試してみたところ…

これはいい!

画面のスクロールがAdobeのソフトを使っているような感じでストレスフリーで使えました!

むしろ、Magic MouseやMagic Trakpad2を買わせるために、あえてLogicの機能制限をしていたのかと思うほど。

しかも、midiの音入力/削除がクリックの押し込みで指一本でできるのも隠れた魅力です。

そんな訳で、こんにゃろ~Appleめ!と思いつつも音楽制作環境のスピードアップと快適さのためにMagic Trakpad2を買うことにしました。

iPadに使い慣れていたこともあってか、LogicでのメリットだけでなくMac自体の操作もiPadと同じような感覚で使えるようになってMac自体の使用感も変わってきて、より楽しく快適にMacを操作できるようになりました。

この”楽しく”かつ”快適”にって、長時間の作業には大切なことですよね。

短時間の使用ではそれほど気にならないことでも、1日数時間、毎日、毎週となってくると自覚できないうちに積もり積もっていくものは無視できないものになってきます。

しかも、自宅で使っていたペンタブレットを職場に持って行って、職場でもマウスから解放されてより手首の負担を減らすことができるようになりました。

グラフィックのソフトを使う頻度は自宅よりも職場の方が数倍高いですから、これはこれで嬉しい副産物でしたし、適材適所で理にかなっていると思います。

自宅でのグラフィック作業がペンタブレットからMagic Trakpad2に変わったことに関しては、ちょっとした使いにくさを感じる面もありますが、そこはトラックボールでカバーしつつという感じでMagic Trakpad2とトラックボールの二刀流で作業を進めています。

この頃、動画編集ソフトも頻繁に使うようになってきまして、その絵のためにグラフィックソフトの使用スキルも改めて磨いていかないとなぁと思っていまして、グラフィック的な部分も含めてRiocatoの音楽活動として捉えるようになってきました。

音楽では食べていけないから何か得意なものはないかと探して足を踏み込んだグラフィックの道。

今も大したスキルもセンスもありませんし、音楽をしていくために食っていくためにと割り切って続けてきていた面もありますけど、ここにきて自分の中で音楽活動と深く結びつくことになりました。

あれれ? 音楽をしていく上でグラフィックツールが使えるって便利なことなんじゃないの?

今まで自分の中で「仕事」と「進みたい道」という感じで個別に2つ存在していた要素が、「自分が歩いていく道」という1つの要素に融合してしまいました。

これまでは2つのことを両立させることに苦労してきましたし、時間の配分で葛藤することもありましたけど、これが1つになると随分と気が楽になるものですね。

自分を分けることなく1つのことに向けて進んでいけるというのは、エネルギーの無駄遣いが少なくなっていいものだなぁ~なんて実感してます。

そんな訳で、音楽の場面で使用していた名刺も掲載情報が古くなってきていたのでこの機会に作り直すことにしました。

(*メールアドレスはスパム防止のために消してます。)

肩書きは、ギタープレイヤー/コンポーザー、グラフィックデザイナーです。

あぁ、そっか~、それが自分なのかと妙に納得しています。

絵を描くのが好きで漫画家になりたかった少年時代、ゲームに明け暮れてゲームミュージックに夢中になり、その後バンドを組むようになった学生時代、作曲の面白さ楽しさに没頭した20代、アメリカに渡ってから音楽を目指しつつも食べていくためにグラフィックの道を見つけた30代、40代の後半に入って自分の中で拮抗していた「絵」と「音楽」が溶け合いました。

「絵が頭に浮かぶ音楽」と言ってもらえることは時々ありましたが、今度はその反対のアプローチで、音楽が聞こえてきそうなグラフィックというのも面白そうですよね。

そして、さらには「音楽が聞こえてきそうな、絵が浮かんでくるような歌詞、言葉」というのも実現できたら楽しそうです。

それらの組み合わせの妙を楽しんでもらえるような「音と絵と言葉」の溶け合った作品を作っていけたらいいなぁなどと思っています。

自分の身辺が変わり始め、自分の人生のレールが切り替わっていっている事を感じるこの時期に、こんな事を思うのも何か意味がある事なんだろうなと、心地よいボサノバの響きを聴きながら物思いにふける2018年の7月なのでした。

【Facebook】facebook/RiocatoTAB
【Instagram】instagram/riocatoworks