僕達のオリジナル曲「Promise」のベースの録音がついさっき終わりました。
普段はエンジニアリングはシュンさんが担当しているんですけど、この曲のパートはシュンさんの演奏なので僕がエンジニアリングを担当しました。
いやぁ~、パンチイン・パンチアウトを正確にキメるのって難しいものですね。
せっかくのOKテイクをパンチの失敗で台無しにすることなんてできないですから、ボヤっとなんてしてられません。
パンチインっていうのは、録音済みのトラックを再生しておいて特定の瞬間から差し替えでレコーディングを開始する事を指します。パンチアウトはその差し替え録音を終了させる事です。
タイミングを逃したら絶好の瞬間を無駄にしてしまって、そのプレイはもう戻ってきません。
奇跡的な演奏が舞い降りたとしても、パンチミスでそれが無かった事になってしまうことだってあるんです。
どれだけパンチイン・アウトの技術が大切か想像できますよね。
プレイヤー以上に耳と指先に意識を集中させて狙った一瞬を待ち構える....気分はスナイパーといったところでしょうか?
シュンさんのパンチ技は本当に凄いんですよ!
音に対する集中力が尋常じゃありません。
それを間近で見てきている自分にとって「パンチは真剣勝負」の場なんです。
今日はパンチのミス無く終了できて一安心ですが、まだまだプロの人達の足下にも及びませんからね、今後は更にパンチのスキルを磨いてみなさんに良い音を届けられるようになりたいと思います。
左からシュンさん、Yukiさん、シャンペーン(シンペイ)さんです。
こんな感じで毎週音源を作ってます。
(オヤジバンドブログ「Central Avenue in Los Angeles」から転載しました。)
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