みなさん、GWは充実していましたか?
5月1日はメイデーでした。
Los Angeles でも沢山の労働者がデモで社会への想いを訴えていました。
今日は5月5日。
日本人なら、やっぱり子供の日でしょう!リトル東京では子供の日のイベントが開かれていて、和太鼓の演奏などが行われていました。
しかし、日本人・日系人以外の人達にとって5月5日と言ったら、子供の日....と答える人はほとんどいません。
LAで5月5日のイベントと言ったら、メキシコ系の人達の一大行事、シンコ・デ・マヨ(Cinco de Mayo)で決まりです。
LAダウンタウンでは毎年恒例のイベントがCity Hall(市役所)一体を歩行者天国にして行われています。
スペイン語でcincoは5、deはof、MayoはMay、つまり5月5日という意味なんですね。
....そのまんまですね。
メキシコ軍が圧倒的な勢力のフランス軍を撃退した戦いを記念したメキシコの祝日で、彼らにとって誇り高い特別な日なんです。
LAダウンタウンの大半がブロックされるほどの巨大なイベントになっています。
ステージがいくつも建てられて、バンドの演奏やコンテストなどの催し物が至る所で行われています。
そんな中.....
僕達Central AvenueはFor Youの録音が行われています。
前回でユキさんのギターソロと僕のギターパートの録音が終わり、今日はメインボーカルの録音です。
曲の構成の見直しでカットされたパートがあったので、どの部分の歌詞を削るか録音前の打ち合わせです。
「どこが削れるかなぁ?」
エンジニアリング面では、以前から試してみたかったマイクテストもしてみる事にしました。
マイクによっても録音されたテイクに違いが出てくるので、どのマイクが声質や曲想にあうのか、マイクを同時に立てて聴き比べる事にしました。
こんな感じで4本立ててみました。
左上の緑色のラインが入っているケーブルのマイクから時計回りにこうなっています。
MXL 990
MXL 63M
MXL 990
Rolland DR80C
同じマイクでも個体差があるので、MXL 990を2本テストしてみました。
マイクテストの結果、DR80Cが曲想にマッチしていたので、今回のレコーディグはDR80Cで行く事になりました。
マイクが決まったら今度は歌い方の確認です。
For Youはバラードなのでボーカルテクニックも必要になってきます。
ユキさんのキャラクターやテイストを活かしつつ、曲の雰囲気をきちんと演出できるようにみんなで意見を出し合いました。
「この瞬間まで音を保って、あそこでブレスがええんちゃう?」
歌ものバンドとしてはやっぱりボーカルは絶対に手を抜けません。
歌唱力や声質など折り合いを付けないといけない点もありますが、できるだけ曲に込められた想いが表現できるようにみんなで知恵を出し合っています。
まさに、チームプロジェクトです!
さぁ、今日のプロジェクトはどこまで進むのでしょうか!
子供の日にもレコーディングに励むオヤジ達なのでした。
男はいつまでたっても子供なのです。
(オヤジバンドブログ「Central Avenue in Los Angeles」から転載しました。)
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