もう年末ですね。
みなさん、いかがお過ごしですか?
しばらくBlogが更新できていませんが僕らは前に進み続けています。
LAの今この瞬間のミュージックシーンや流行の最先端の音のリサーチ、それらのディスカッションを重ねてミュージシャンとしての意識改革が少しづつ根付き始めています。
先日、シャンペーンさんがSamAsh(日本でいうところのクロサワ楽器のような大手楽器チェーン店です)で、Ibanez製エレクトリックナイロンガットギターを中古で見つけ、Yukiさんにピッタリとホットなニュースを持ってきてくれました。
さすが、バーゲンハンター!!
話によると、あまりお客さんが手に取らなそうなところにひっそりと展示されているのだとか。
中古だけど状態が良くて、これを逃すのは惜しいとのこと。(アメリカでの中古ギターは酷いものが多いみたいですよ)
翌日に早速YukiさんがSamAshに駆けつけて噂の1本をゲットしてきました!
僕も弾かせてもらいましたが、これはスゴイ!!
音色が素直でニュアンスもバッチリ、ノイズは無いし、ハイポジションでもローポジションと同じくらいの弾きやすさという、嘘のようなギターでした。
Ibanez SCN-500、これは恐るべし!
みんなで大絶賛のギターです。
Central Avenueにとって強力な武器になる事を予感させます。
僕たちの「For You」という曲の中でナイロン弦の重要なパートがあります。
今までのギターでも、そのギターなりに最大限に良いテイクにしていたのですが、このギターの登場でパートの録り直し確定です。
レコーディング中のショットです。見た目もロックな感じがしてイイですね。
イントロの録音が終わり、ソロのパートの録り直しになった時、ピックと弦が当たる音が気になるようになりました。
「これさえ無ければなぁ。」
「こういう時、フェルトのピックがあるといいよね。」
「日本では見るけど、こっちで見たことないよ。どこかで売ってる?」
手持ちのピックをいくつか試してみましたが、どれもカキッというアタック音が気になりました。
柔らかい雰囲気な箇所だけにこれはイタイ。
そこで考えたのが…
厚紙ピック!!
手頃な固さ・厚さの紙を探してスタジオ中をウロウロと見つけたのが、コーヒーに入れる甘味料「Equal」の箱!
ハサミでカットしてお手製ピックの出来上がりです。
ブルーのラインがオシャレさん?
こんな感じでしょうか?
ギターの音も手作り感あふれる(?)自然な音になって満足いく仕上がりになりました。
スイートナー(甘味料)の箱で作ったピックだけにスイートな音になったような!?
今後大活躍してくれそうなギターのデビューです。
今日の主役、Ibanez SCN-500
(オヤジバンドブログ「Central Avenue in Los Angeles」から転載しました。)
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