メンバー全員がそろい、工事のペースが上がることが予想されるということで、角材にネジや金具などの大量購入ならびに木屑などから目や肺を守るゴーグルにマスク、ヘルメットにグローブなどの安全用具の購入が必要になってきました。
大工道具がずらっと並ぶ巨大な空間はまるでオトナの男のアミューズメントパーク!
こんな道具あるんだ~とか、これ良いじゃんとか、まるで女子のショッピングのようなノリです。
違うことと言えば....可愛げが無いことぐらい?
工事のことを忘れてショッピングに夢中になったオヤジども....100本近くの角材と道具をトラックに積んでオフィスに戻ったのは空がオレンジに染まり始めた頃でした。
さて、これからが今日の本題です。
やはり、ミュージシャンは夜行性なのでしょうか?
ショッピングと食事に夢中になって時間を浪費した遅れを取り戻すかのように作業に没頭するメンバー。
フレームを立てる角材を床に固定するために、木材ごとコンクリートにドリルで穴を開けて、アンカーボルトを打ち込んだり。
天井の梁に角材を固定したり。
ドリルで細い下穴をあけてから木ネジで固定したり。
こんな感じで、角材を使ってスタジオの骨組みを作っていくことから始まりました。
本来なら、壁のフレームを先に床に寝かせて作ってから壁にあて、床にアンカーを打って壁面を固定したのちに天井の梁を乗せるのが王道なんでしょうけど、部屋や床が微妙に歪んでいたり、部屋の角にコンクリートの柱があったりした関係で僕達は先に全体の大きな骨組みを先に作ったのですが、壁面の2×4角材を固定していくのがかなり大変でした。
もし、次にも同じようにスタジオを作る機会があったら、今回の経験を元にもっと楽に進められるんじゃないかなって思います。
....あったらですけどね。
自宅スタジオ用にマイホームを手に入れたいなぁ~なんて思うLAの春の夜なのでした。
(オヤジバンドブログ「Central Avenue in Los Angeles」から転載しました。)
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