チップチューンに興味を持ち出したのがきっかけになって、オリジナル曲の動画にドット絵を使えたら良いなぁとドット絵に手を出したのですが、そこから最近のドット絵の勉強に(という口実で)インディゲームを数本買って遊んでみました。
大手ゲーム会社が制作するものって、この頃はドット絵のゲームが少ないですからね。
へぇ、最近のドット絵は色んなエフェクトがかかっていたり伸び縮みさせたりと、色んなエフェクトがかかっているもんだなぁと感心しまして、どうしてこんなことができるのか不思議に思ったんですね。
そうしたらですね、そこからUnreal EngineやUnityなどのゲームエンジンなる存在を知ってしまいまして、元ファミコン少年としては興味津々。
ゲーム好きな元ファミコン少年としましては、自分の曲を誰かのゲームに使ってもらえることは夢の一つでした。
と言っても、自分の腕前ではそれはなかなか叶わぬ夢物語…でも、自分でゲームを作れるようになれたら、良い悪いは別としても自分の曲がゲームから流れてくるのではないかと思ってしまいまして、それは面白そうだという事でゲームエンジンをチェック!
UnrealEngineならプログラムの知識がなくても高品質のものができるようなので、数ヶ月UnrealEngineを触ってみましたが、高機能なだけに処理が重くて僕の制作環境ではあまり実用的ではないみたいでした。
それならUnityはどうだろうという事で試してみたところ、UnrealEngineに比べて扱いにくくて使い方も分からない事の連続でしたが、根気よくチュートリアル動画を見ながら実際にサンプルゲームを作り続けているうちに少しずつ慣れてきて、UnrealEngineよりもマシンへの負荷も少ないこともあって、これなら勉強次第では可能性があると感じられたのでUnityでゲーム作りに挑戦してみることにしました。
同時期に、そういえば昔3DCGに興味を持ってBlenderをやってみたけど難しすぎて挫折したなぁと思い出してYoutubeを覗いてみたら、昔と違って今はチュートリアル動画がいくつもあって時代も変わったものだなぁと実感。
ゲームはドット絵で作ることを想定していましたけど、しばらく見ているうちに、あれ?これなら自分でもいけるんじゃないのかな?と思いまして、Blenderにまで手を出すようになってしまいました。
実は去年(2021年)の夏から半年ほど日本に帰省していまして、その間は音源制作が十分にできないこともあって、去年の後半はUnityとBlenderの勉強&実践に集中していました。
その甲斐あって、BlenderもUnityも少しは使えるようになりまして、オリジナルゲームを作り始めたり、3DCGのモデリングもしたりするようになりました。
Blenderで3DCGを使ったムービーも作れるので、将来的にはオリジナル曲の動画をオリジナルのCGで作ることができるようになれる…かもしれません。
ファミコン生誕38周年の時にアップしたツインビーのアコギカバーが好評だったので、調子に乗ってBlenderでツインビーのモデリングをしてみました。
今まで動画で学んできた技術を駆使しての挑戦。
自主隔離期間の総決算といったところでしょうか。
日々の基礎練は身になっていたようです。 pic.twitter.com/exvN6ACKPV
— Riocato(プロフ画像を更新しました) (@Riocato) July 18, 2021
過去の録音と組み合わせて、こんな動画をTwitterにアップしてみたり。
Unityの練習用にこんなドット絵を作ってみました。
ちょっとケルナグールを彷彿とさせる感じの格闘家。
構え、ジャブ、ストレートリードの3種のアクションをつけてみました。#ドット絵 #PixelArt
#Unity pic.twitter.com/cf5QESCkiB— Riocato (@Riocato) August 20, 2021
Unity用にドット絵を用意。
今日の #Unity
なんとかドット絵をUnityに取り込んで動かす事ができました。
当たり判定を作ったり、技に攻撃判定のタイミングを合わせたりと地味に作業量が多かったです。
ゲームの制作期間が長いのも納得。
何はともあれ、初めて動かしたマイキャラ誕生です。
今度は効果音もつけてみたいなぁ。 pic.twitter.com/jpB15JUcrB— Riocato (@Riocato) August 24, 2021
こちらは自作のドット絵をUnityで動かした日に撮影したものです。
自分の絵をコントローラーで動かせるのは感動しました。
まさか、こんな日が来るとは夢にも思っていなかったので、新たな世界の扉を開いた気分でした。
今日の #Unity
●カウンターのダメージ量を変更。
●吹き飛ばし攻撃の判定テスト吹き飛ばしの判定は取れたので、今度はドット絵の追加かな?
相変わらず見た目は変わりないですけど、こちらも地道にやってますよということで😅 pic.twitter.com/Si8jV7QoGP
— Riocato (@Riocato) March 3, 2022
2022年3月時点では、ここまで開発が進みました。
ゲームの完成はまだまだ先の話ですが、3DCGはそれなりに使えそうなのでTwitterやYoutubeのヘッダー画像を自作の3DCG画像に差し替えようと作っているところです。
先日、3DCGをイラストに書き出すことができたら、フリーBGMだけじゃなくて、フリーイラスト素材としても誰かに使ってもらえるようになれるのではないかと、ふと思いまして、普段画像を使用させていただいている「写真AC」さんのイラスト版サービスである「イラストAC」に素材としてアップしてみました。
これからはBGM素材だけでなく、こういうイラスト素材も配布をしていこうと思います。
ダウンロードはこちらのページからできます。
将来的には3DCGのモデル素材配布、さらにはゲームの公開などもできるようになってみたいですね。
コロナの影響で仕事がリモートになり、念願の自宅勤務が思いもよらなかった形で実現。
何が起こるか分からないものですね。
しかも、何が災いで何が幸いになるかも全く予想もつかないもので、物事は発想や視点を変えると随分と違ってくるものだと思わずにはいられません。
まさか、自分がゲームを作るようになるとは…。
本当に、人生って何が起こるか分からないものですね。
なんか、おっさんになって今更ですけど、人生って自分自身が勝手に限定して道を狭めたりしなければ、意外と色々な可能性が溢れているものだなと思いました。
若い頃は、俺は音楽でやっていくんだって肩に力がバッシバシに入っていましたけど、それって自分で自分を袋小路に追いやっていたんだなって今になると思えます。
これからは自分で自分の首を絞めるようなことはしないように心がけて、自分を限定せずに気の向くままに、その時々で思うように色々なことをしていけば良いんじゃないかなと思ってます。
これも人生が後半に入って白髪の多いお年頃になり、上を目指すことに躍起になっていた季節が終わりを迎え、人生をどう終えるかを見据えるようになってきた賜物かもしれませんね。
僕の人生も「枯れる」時期に入ってきたようです。
言葉にすると淋しく聞こえるかもしれませんけど、意外とこれはこれで味わい深くて良いものだなぁなんて思ってます。
中身はいつまで経ってもファミコンに夢中になってた子供のままなんですけどね。(^^;
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